我が家のトノサマガエル

我が家の庭にい~っぱいいるカエルはトノサマガエルなのか?
それともダルマガエルなのか?
いずれにしても絶滅が危惧されている貴重な生き物らしい。
こんなにいっぱいいるのに・・・

ここは滋賀県の南部ですが、同じ滋賀県の彦根市の彦根地方気象台から2014年4月に、「10年ぶりにトノサマガエルの初見が観測された。」との報道があったそうです。

え? 10年ぶり??  (*゜ロ゜)ノ

また、報道の見出しには『身近だった「トノサマガエル」が消えた…10年ぶり観測も「準絶滅危惧種」』などと書かれている。

・・・そうだったんだ、そんなに急に減ったんだ・・・。


上の写真は、我が家の庭の一角に作っている小池ですが、ここにはトノサマガエルらしきカエルが常時5匹ぐらい棲んでいます。
池の中に見えるのは水草と、ササの枯れ葉です(^^;)。

カメラを持って近づくと、一斉に水の中に飛び込んで、しばらく上がってきません(^^;)

そこで、妻がこっそり近づいて撮影してくれました(^0^)
それが下の写真です。

トノサマガエル
トノサマガエル
仲良く3匹が並んで休憩?しています(*^^)v
しかし、3匹とも色がちょっとずつ違いますねぇ~。
真ん中のは背中が緑色ですが、上のはけっこう茶色いです。

翌日、私が一番緑っぽいのをストロボを焚いて撮影しました(左の写真)。)

石の上にはコケが生えているので、とても気持ちよさそうです。

そして、我が家の庭には、もうちょっとだけ大きめの池がありますが、そこにはもっとたくさんのカエルが棲んでいます(下の写真)。
これが、我が家のメイン池です。
池の底からは水草がびっしりと生えています。
それと、右上に見える植物はコウホネです。
もう少ししたら黄色い花が咲くと思います。
コウホネ群落の左手前に生えているのはクワイです。

池に近づくと、カエルたちは一斉に池に飛び込んで、水に潜ります。
そして、しばらくしないと浮き上がってきません(^^;)

トノサマガエル
トノサマガエル
上の写真は、池の左端にある段の上で休憩しているカエルです。
あそこまでどうやって上がるのか・・・?

それよりも、水面から50センチほどある池の周囲にも上がるんです。
そして、人が池に近づくと、池の周囲にいたカエルたちは一斉に池に飛び込みます。

古池や、蛙飛び込む水の音 ちゃぽん♪

しかし、どうやってあの池の縁を登るのだろうか・・?
コウホネの葉っぱを順に乗っていくのだろうか??
謎は深まるばかり。(゜-゜;)ウーン


左の写真は池の真ん中で、水草の上に乗っかって休んでいるカエル。
これも気持ちよさそうだ(^^)


ところで、このカエルは本当にトノサマガエルなのか?
トノサマガエルとダルマガエルの区別はけっこうまぎらわしいらしく、混血も多いらしい。。

トノサマガエル
分類学上は、トノサマガエルもダルマガエルもアカガエル属(Rana)に分類されています。

そして、トノサマガエルの学名は Rana nigromaculata

ダルマガエルの学名はRana porosaですが、これは更に2種に分類されていて、一つはトウキョウダルマガエル(Rana porosa porosa)もう一つはナゴヤダルマガエル(Rana porosa brevipoda)だそうです。

ここは滋賀ですから、いるとしたらナゴヤダルマガエルです。
分類の決め手は、腹が白ければトノサマガエル、腹にも模様があればダルマガエルだそうです。
トノサマガエル しゃーないなぁ。。
捕まえろっていうことか。。(ーー;)

網で捕まえて、思い切って素手で捕まえて、もう片方の手でデジカメを持って撮影しました。
腹が白いのか模様があるのか・・・

おっ(*^^)v
腹が白いじゃないですか。
そして、背中の模様もトノサマガエルらしいし、これは間違いなくトノサマガエルでしょう(^^)

しかし、カエルって柔らかい(* ̄。 ̄*)ウットリ
冷たいけどやわらかい。。


ということで、我が家のカエル紹介でした。

(2014年7月6日)


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